30歳の記念に、約100万円の高級機械式時計を購入しました。
当時の私にとっては背伸びでしたが、「節目にふさわしいものを持ちたい」という気持ちが強く、思い切って手に入れました。
しかし現在、その時計は手元にありません。
私はその時計を売却し、株式投資に回しました。
この記事では、
- なぜ高級機械式時計を買ったのか
- なぜ手放す決断をしたのか
- 高級時計は資産になるのか
実体験ベースで正直にお話しします。
Contents
高級機械式時計は、確実に自分を引き上げてくれた
購入当初は、とにかくテンションが上がりました。
箱を開けた瞬間の高揚感。
腕に巻いたときの重み。
時間を見るたびに感じる満足感。
「この時計に見合う男になろう」
自然とそう思えました。
一分一秒を争うTOEIC試験にも、その機械式時計をつけて行っていました。
精度だけで言えばクオーツ時計の方が優れています。
それでも当時は、「一緒にいる相棒」という気持ちの方が強かったのです。
それでも、今も思えば
- TOEICの点数は上がった
- 転職に成功した
- その後、結婚もできた
少なくとも、あの時計が“自分を引き上げようとする意識”を高めてくれたのは事実です。
高級時計の価値は、単なる時間計測ではありません。
持つ人の意識を変える力があると感じました。
それでも見えてきた現実
使い続けるうちに、現実も見えてきました。
精度は完璧ではない
機械式時計は構造上、時間がズレます。
ゼンマイを巻き直さなければ止まります。
使うたびに時間を合わせる手間がありました。
オーバーホール費用が高い
私の時計はスイス送りのオーバーホールとなり、約5万円かかるとのことでした。
メーカ推奨は5年ごとに必要です。
ここまではお金の話です。
しかし本当に大きかったのは、別の部分でした。
傷をつけるのが怖い
満員電車でぶつからないか。
デスクに当たらないか。
子どもを抱き上げるときに当たらないか。
常にどこかで気を使っていました。
外したときに無くさないか不安
着替える時など外すときもあります。
テーブルに置く瞬間、
ロッカーに入れる瞬間、
「無くしたらどうしよう」と一瞬よぎります。
認知のリソースを奪われる
冷静に振り返ると、高級時計は“意識を奪う存在”でした。
- 傷をつけないように配慮する
- 無くさないように管理する
- 止まらないように巻き直す
- ズレを確認する
一つ一つは小さなことです。
しかし確実に、認知のリソースを使っていました。
独身時代はそれも含めて楽しめていました。
しかし、人生のステージが変わると、その小さな負担が気になるようになりました。
人生のステージが変わった
独身時代は
「見合う自分になる」ことがテーマでした。
しかし結婚し、将来を考えるようになると、価値観が変わりました。
- モチベーション消費より安定
- 見栄より再現性
- 憧れより資産
高級時計が悪いわけではありません。
ただ、今の自分が求めるものが変わったと感じました。
売却という決断
最後のきっかけは、訪れたオーバーホールのタイミングでした。
「5万円かかるのか」
そのとき、そのお金を投資に回したらどうなるだろうと考えました。
維持費。
手間。
認知リソースの消費。
そして、これからの人生。
答えは少しずつ固まっていきました。
断腸の思いでしたが、売却を決断しました。
手放したとき、少し寂しかった
正直に言うと、少し寂しさもありました。
30歳の自分が、背伸びして手に入れた象徴。
努力した記憶や、「もっと上に行きたい」と思っていた気持ちが詰まった存在でした。
それを手放すことは、過去の自分に一区切りをつけるような感覚もありました。
今はG-SHOCKを使っています
現在使っているのはG-SHOCKのマッドマスターです。
特にマッドマスターは、
- とにかくタフ
- ガシガシ使える
- メンテナンスほぼ不要
- 正確
- 気を使わなくていい
機械式時計とは真逆の存在です。
ぶつけても気にならない。
外しても不安にならない。
巻き直す必要もない。
「気にしなくていい」という快適さは想像以上でした。
高級時計は資産になるのか?
一部の人気モデルは確かに値上がりします。
しかし多くの場合、
- キャッシュフローを生まない
- 維持費がかかる
- 市場価格に左右される
私の中では投資というよりは嗜好品です。
私は「資産を生むものにお金を回したい」と思うようになりました。
高級嗜好品は資産収入で買うもの
今の私の考えはシンプルです。
高級嗜好品は、
労働収入で無理して買うものではない。
資産収入で余裕を持って買うもの。
将来、投資で十分な資産ができたら、そのときにまた選べばいい。
そう思えるようになりました。
高級時計を売って株を買いました
売却資金は株式投資に回しました。
約100万円で購入して約50万円ちょっとで売れました。
私は 楽天証券 を利用しています。
時計は時間を教えてくれます。
株は、時間を味方につける可能性があります。
今の自分には、こちらの方が合っていました。
まとめ|高級時計は決して無駄ではなかった
高級機械式時計は、無駄ではありませんでした。
あの時計があったからこそ、
自分を引き上げようと思えた時期がありました。
ただ、人生のステージが変わり、優先順位が変わっただけです。
価値観は変わっていい。
そしてまたいつか、資産が育ったときに、
余裕を持って選べばいいと考えます。
管理人プロフィール
- はじめまして、タンジピと申します。
30中盤、偏差値50の私立文系、法人営業15年、妻と0歳の子供と新築持家3人暮らし。
長年アトピーに悩み、営業職として日々ストレスにさらされながら、現在一馬力で資産は2,000万円、FIRE達成目指して日々奮闘中。
変えられなかった肌、変わらなかったお金、どちらも本気で取り組んだら、人生が変わり始めました。
アトピーとの向き合い方、営業の気づき、お金、健康、育児のリアル。
「健康」と「お金」と「自由」を手に入れる道のりを発信していきます。
自己紹介記事→https://atopic-datuste.com/2021/08/31/self-introduction/
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